唾液の献血反応
Top 最終更新日 2018/07/14

■ 唾液の潜血反応

 この画像は、ライオンの唾液検査システムである『Salivary Multi Test(サリバリーマルチテスト)』の検査データである。これをみてもわかるように、唾液には血液が混じります。

ある資料によると

# 感染性心内膜炎
・ 歯科処置による菌血症の発症率
 “柑: 18〜100%
◆|匯抜歯: 55%
 スケーリング: 8〜79%
ぁ〇周外科: 36〜88%
ァヾ鏡根管処置: 42%
Α.薀弌璽瀬燹А。横后
А.屮薀奪轡鵐亜А。横魁
─〈鰉陝А。械検

このように、咀嚼や歯みがきを原因として菌血症がおきるということは、日常的に唾液に血液が混じるといってもいいでしょう。そういった唾液(血液)に日常的に接する診療用のミラーは、スポルディング分類(医療機器の洗浄・滅菌)
 .リティカル: 口腔軟部組織・骨を貫通する器具 → 滅菌
◆.札潺リティカル: 口腔内組織と接触する器具 → 高水準消毒(グルタール等)
 ノンクリティカル: 医療機器表面 → 中または低水準消毒(0.1%次亜塩素酸による清拭清掃)
ぁ.離鵐リティカル・ハウスキーピング: → 定期清掃。汚染時清掃。 
によると、△痢屮札潺リティカル」という分類になっています。

なら、口腔内にいれるミラーと、飲食店で使用される箸やスプーン、フォークは唾液(血液)に汚染されるという意味では同じで、ミラーによる交叉感染のリスクがあるならば、同様に箸やスプーン、フォークによる交叉感染のリスクも同等と考えられ、もちろん対応策も同等でなければならない。

しかし、現実はそうではない。では、どこが違うのか?それは、両者を監督する部署が違うということだろうか。

つまり、よく言われる縦割り行政によってもたらされた結果とも言えよう。まあ、それがいいか悪いかはさておいて、行政は公平であるべきことは言うまでもなく、この件についても決まりに従って公平に対処しているのだろう。そうなれ、大元はその決まりを作る人達(部署)にあるということになり、その決まりが社会的(科学的)根拠によるものなのかの検証が必要なんだろう。その検証は誰がやるの?個人ではなかなかやれないなぁ。

 そこで、毎度の蛇足だが、関越自動車道の藤岡JCTって、分岐点か合流点か?

東京の立ち位置で考えると、東京から北上し藤岡で分岐するから分岐点に見える。しかし、長野県の立ち位置から考えると上信越道を南下し藤岡で合流するから合流点となる。しかし、川の流れならその考え方でいいのだが、道路はチト違う。長野県の人が藤岡JCTから関越自動車道を北上して、新潟県に向かう場合には分岐点ともいえる。今の日本、多くの事柄が東京の立ち位置で決まる。まあ、日本人の多くが東京やその周辺に住んでいることからすれば、それはそれで当たり前だし、致し方ないだろう。しかし、仮に藤岡JCTが合流点か分岐点かの決(アンケート)をとったら、多くの票を集めやすい東京目線の結果に落ち着くのは言うまでも無い。このように、多数決というものはあくまでも立ち位置による支持の違いを表したものにすぎない。そこで、思い出して貰いたい。年配の人なら小学校の教科書で習った「お化け煙突」の話を。物事を決める場合には、お化け煙突的な視点での考え方が求められるのではないだろうか?

またまた、蛇足だが、某病院の売店のパン売り場、一時オープンシステムでパンをむき出しの状態で売っていた。病人(感染者)が集まる病院でそれは無いだろうと言ったことがあるが、病院曰く、「保健所の指導により適切に対処している」とのことだった。今考えると、保健所の食品担当部署の指導に伴うもので、「病院」という特殊性を考えない、紋切り型の指導だったんだろうねぇ。まぁ、誰の指示があったのかは知らないが、後に「袋入り」のパンに変わったようですけどね。

そこで思い出した。私が開業当時に担当していた銀行員。以前は大きな病院の担当をしていて、年中病院にでいりしていたが、病院でいろんな病気を貰ってきたのか、家族が変わった病気によくかかったとのこと。病院の治療における交叉感染は話題になるが、病院という特殊空間の空間を媒体とした感染のことには無頓着。それだけ、病院は特殊で危険な場所ともいえるので、お見舞いの際などにも「病気を持ち込まない」ことも含めて十分に注意が必要である。

では、危険なのは病院だけか?たとえばコンビニでサンドイッチを買って食べる。食品そのものは工場で衛生的に作られているのだろうが、問題は包装。まず、陳列棚に並べるのはコンビニの店員だし、その他、他の客も含めて不特定多数の人が触る。そうすると、包装の表面がノロウィルスなどによって汚染されていないとも限らない。そして、その包装をあけて、中のサンドイッチをつまんで食べると感染するかもしれないですね。毎年、冬になると死者まででるインフルエンザ。社会的に、感染経路に着目した対応をもう少し考えてもいいのかもしれない。実際はコストもかかるし難しいだろうが、それは医療機関内においても同じなんだよね。

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