棚卸
Top 最終更新日 2018/07/17

★ 棚卸はどうして必要か?
例えば12月1日に1本80円の歯ブラシを100本仕入れました。12月中に1本100円で10本売れて、31日(28日で診療が終了の場合には28日に棚卸を行う)の棚卸は90本でした。この場合100本全部の購入金額を当年の必要経費にすると、
売上(100円×10本)−必要経費(仕入れ、80円×100本)=1,000円−8,000円=▲7,000円が当年の決算となり実態をあらわしていません。そのために棚卸を行います。
売上(100円×10本)−必要経費(仕入れ、80円×10本)=200円
※ 棚卸計上額は80円×90本=7,200円で棚卸資産として計上し次年に繰越します。

★ 棚卸資産の評価法
・ 税務署に特別の届出を出していない場合には「最終仕入原価法」によって評価します。
(例)
・ 10月3日に金パラを26,500円で10個購入。
・ 11月1日に金パラを28,400円で10個購入。
・ 12月31日現在の棚卸量。15個。
※ この場合の、棚卸金額は28,400円×15=426,000円

★ 棚卸の必要項目
※ 基本としては患者さんの口(体)の中に入る物と覚えると良いです。
※ それと一般的な消耗品。封を切っていない物。

(1) 金属
・ 金パラ、銀合金など(必須)
(2) 薬剤
・ 抗生剤、鎮痛剤など(必須)
・ 浸麻剤(必須)
・ 酸素ボンベなど
・ 厳密に言えば、ペリオクリンや根管治療薬などもそうですが、うちの場合在庫をおかないので除外。
(3) 材料
・ 厳密に言えばCRなどもそうですが、うちの場合在庫をおかないので除外。
・ 石膏、印象材、セメント(未開封分)
・ X線フィルム(未開封分)
(4) 技工物
・ 12月31日時点で技工所から納品されて装着されていないもの。
・ 院内技工の場合には仕掛け品として、ワックスアップや埋没までした時点で棚卸の必要がありますが、まぁこれらはあまり細かくつつかない。
(5) 一般の消耗品
・ 事務用品(ボールペン、診察券、レセプト用紙等の消耗品) ← 厳密に言えば
(6) 窓口販売用の衛生品
・ 歯ブラシ、歯磨剤、入れ歯安定剤。

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