歯科医院とパソコン
Top 最終更新日 2018/04/14

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医療機関ホームページガイドライン SNSなどの利用

  歯科医院のおけるInternetやパソコンの利用法としては以下のようなものが考えられる。

■ 業界内の情報交換

(1) Webの利用
 開業医は意外に孤独である。歯科医師会や大学の同窓会などを等して歯科医師間のつながりはあるものの、意外に狭い情報しか入って来ないものである。他の医院の給与水準、どの様な診療を行っているか、どの様な機材を持っているか、など様々な疑問が生じる。このような情報を得るためにも、Internetは重要な情報源となり得る。

その他にも歯科関係の情報サイトはたくさん存在します。それらを捜すにはGoogleなどでキーワード検索するのも良いが、歯科関係のサイト集で項目毎にアクセスするのも一方法である。歯科関係の検索サイトとして有名なのが、DENTAL NET SURFINGである。

(2) メーリングリストの利用
 歯科医師間の情報交換として利用されているのがメーリングリストである。歯科業界のメーリングリストは多く存在するが、日本一の規模を誇り、メジャーと言われているのが仙台市の沼田先生が主催しておられるDML「Dental Mailing List」である。 → 2012年7月閉鎖
 その他にも沢山の歯科関係のメーリングリストが存在する。
# 130122: メーリングリストとは古いなぁ。今はSNSの時代ですかね。

(3) メールマガジン(メルマガ)の利用
 メールマガジンとは、Internetのメール機能を利用してニュースを配信する一手法である。メルマガのサイトとして有名なものの一つに「まぐまぐ」がある。ここで「歯科」又は「歯」と入力して検索すると、多くの歯科関係のメルマガが存在するのがわかる。

■ 歯科医院の管理業務支援

(1) 会計
 歯科医院の業務に於いてレセプトの作成とともに重要なのが帳簿の作成と決算申告の業務である。以前は紙の帳簿に記載して集計したものが、現在ではパソコンの会計ソフトを利用することによって、簡単に迅速にその業務を行うことが可能となった。

(2) その他の管理業務
 院内掲示のポスターや「補管」や「薬情」、「か診」の文書など、パソコンを使って作成管理すれば便利なのは言うまでもない。しかし、それらの書式を一から作るのは面倒なものである。そういった時には以下のような、一般にリリースされているものを利用するのも一方法である。
# ナルコーム社の文例達人
# ToWa-ProjectのDental_Helperシステム

(3) 歯科医院のホームページ
 最近ではホームページを開設している歯科医院も増えてきてはいるものの、他の業界と比べて決して多い割合ではない。しかし、他の業界においてホームページを開設している企業は大企業中心であることも事実であり、零細企業がほとんどである歯科業界としてはこんなもんではないかと思われる。また、ホームページ開設の効果であるが、歯科医業のマーケットは比較的狭いことを考えると集患効果はさほど認められないということも言える。

■ 歯科医院の診療業務支援

(1) レセコン
 歯科医院にとって避けて通れないのが毎月のレセプト(診療報酬明細書)の作成である。もちろん手書きで作成することも可能ではあるが、枚数が多くなるとその業務は繁雑となり相当のストレスである。こういった場合にはレセコン(レセプトコンピュータ)の利用が有用である。
 レセコンには歯科医師会がリリースしているもの、歯科関連業者がリリースしているもの、コンピュータ関連業者がリリースしているものなど様々存在し、価格もピンからキリまで存在するといっても良い。従って、レセコンの選択に於いては自院のレセプトの枚数など総合的に勘案してコストパフォーマンスに優れたものを選択する必要がある。
 その中で注目すべきものは新潟県で行われているシステムである。これはデータセンター方式で、各医院から入力された診療データはデータセンターで一元管理され、レセプトの印刷から提出まで行うものであり、中には開業以来紙のレセプトを見たことが無いという先生もおられるようである。
 最近(平成15年11月)の情報ではこれをASP方式に進化させ、より安価でナローバンド環境でもストレス無く使用できるようにするシステムを考えているようである。千葉県歯科医師会でリリースした安価なレセコンとともに、今後目を離せないシステムである。
【参考】 レセコンの普及率 ・ レセプトオンライン請求

(2) プレゼンテーション
 インフォームドコンセントの流れを受けて、チェアサイドにおける患者さんへの説明は、実際の診療行為に加えて重要な業務の一つである。もちろん、その方法は多種多彩であるが、昨今では開業当初の歯科医院の設計のDefaultとして院内LANの配線を加えることが多いようである。
 そういったことを踏まえパソコンを使ったプレゼンテーションとしては以下のようなシステムが考えられる。
(a) LANをもとに各ユニットにパソコンを配置したシステム。
(b) ノートパソコンなどをユニット間で移動してStandAloneタイプとして使用するシステム。
(c) サーバのデータをAirBoardに代表されるInternetTVで受信して表示するシステム。
(d) PDAの利用。
 (a)は一番高機能であり、大規模歯科医を中心として今後導入されるシステムといえるでしょう。この方法では、単なるプレゼンテーションに留まらず、デジタルX線、電子カルテ、口腔内画像などを一元管理することが可能である。
 しかし、ユニット全てにパソコンを設置するとコストがかかるうえ、パソコンの保守管理といった負担が増えるもの確かである。
 (b)は比較的安価にでき保守を要するパソコンの台数も少なくなるので負担は小さい。しかし、チェアサイドで患者さんからの視認性の高い場所にパソコンを移動するとなったとき、意外にそういった場所は無いものである。またノートパソコンをモバイルで使用する時には、バッテリーの保持時間に気を配らなければならないのも確かである。
 (c)はサーバの構築やコンテンツの作成を自分でしなければならないという面倒がある。そしてパソコンとは異なり、表示できるのはWeb画面に限られるという問題もある。また、AirBoardを使用した経験によると表示が重いといったストレスを感じる次第である。
 (d)は院内はもちろんのこと出先でも使えるといった有用性がある。もっとも、出先でのプレゼンはプロジェクタなどを使用して、一度に多くの人たちに対して行うことがほとんどであり、そういった意味ではPDAの出る幕はない。
 しかし、チェアサイドにおけるマンツーマンのプレゼンにはうってつけの製品であり、起動も瞬間で、バッテリーの保持時間もノートパソコンに比べて非常に長いのである。

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