歯科医療と著作権
Top 最終更新日 2017/06/21

歯科医療の現場で著作権に関する事項は多々ありますが、意外に身近に存在するのは、診療室や待合室で流す音楽CD。

Q 市販の音楽CDを院内でバックグランドミュージックとして使用することは法的に問題ないですか?
A 著作権法上の問題と思われますが、下記を参考になされてはいかがでしょうか。概要としては平成24年12月12日現在、医療機関においては支払は免除されています。
http://www.cric.or.jp/qa/sodan/sodan5_qa.html
http://www.jasrac.or.jp/info/bgm/index.html
【引用】
使用料を免除する施設、利用方法
著作権法第38条1項(営利を目的としない演奏等についての権利制限)に該当しない場合であっても、福祉・医療施設や教育機関での利用、事務所・工場等での主として従業員のみを対象とした利用、または露店等の短時間で軽微な利用については、当分の間、使用料を免除しています。

 ちなみに、ラジオや有線を使用しているところもあると思いますが、これらの施設では「公の伝達権(又は公衆送信権とも言う、第23条」に注意を払わなければなりません。 つまり「放送された音楽を医療機関内にいる患者に聞かせる」ことは、この「公の伝達」に該当します。しかし、非営利目的で聴衆から料金を受けず、通常の家庭用受信装置を用いて再製していることがほとんどである医療機関内における利用は、著作者の許諾を得る必要はないとされています。
※ 本件は平成15年4月1日に確認したものですが、だいぶ期間がたったので平成24年12月12日に再度JASRACのホームページで確認済み。

※ ただし、音楽CDをそのまま流す場合にはそうなんですが、CDをHDDやSDにコピーして流すとなると、これまた問題。つまり複製になるわけですから。これに対する法的見解は、よくわかりません。

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