保険医登録不登録処分取消等請求控訴事件の判決
Top 最終更新日 2017/09/02

■ 保険医登録不登録処分取消等請求控訴事件の判決

平成26年10月8日 東京高裁判決

# 主文: 本件控訴を棄却する。控訴費用は控訴人の負担とする。

# 控訴の趣旨 
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◆|羚饂郵餮生局長が平成24年5月24日付けで控訴人に対してした控訴人の保険医登録をしない旨の処分を取り消す。
 中国四国厚生局長は、控訴人に対し、健康保険法64条の保険医登録をせよ。

# 過去に2回健康保険法に基づく保険医の登録取消処分を受けたことのある控訴人(歯科医師)が、平成23年12月5日付けで保険医の登録を申請したところ、中国四国厚生局長から、平成24年5月24日付けで控訴人を保険医として登録しない旨の処分を受けたことについて、本件処分の前提となった通達の規定は合理性を欠き控訴人の職業選択の自由(憲法22条1項)を侵害するものであること、本件処分は同局長の裁量権の範囲を逸脱し、又はこれを濫用した違法なものであることなどを主張して、本件処分の取消しを求めるとともに、保険医の登録の義務付けを求める事案である。

# 原審は、本件義務付けの訴えを不適法として却下し、本件処分の取消しを求める請求を理由がないとして棄却したので、控訴人がこれを不服として本件控訴を提起した。

# 当裁判所の判断
 当裁判所も、本件義務付けの訴えは不適法であり、本件処分の取消しを求める請求は理由がないものと判断する。その理由は、後記2のとおり、当審における控訴人の補充主張に対する判断を付加するほかは、原判決の「事実及び理由」中「第3 当裁判所の判断」に記載のとおりであるから、これを引用する。
 以上によれば、本件義務付けの訴えは不適法であるから却下し、本件処分の取消しを求める請求は理由がないから棄却すべきであり、これと同旨の原判決は相当である。
よって、本件控訴は理由がないから棄却することとして、主文のとおり判決する。

【判決文】http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/947/084947_hanrei.pdf 

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