歯科医療現場におけるエボラ出血熱への対応
Top 最終更新日 2018/04/14

■ 具体的対応

・ 今後、国内で感染者が確認された際に対しては、以下の通知に基づいた対応を行うこと。
・ 受診者で、発熱がある場合には渡航歴を確認する。
・ 感染地域への渡航歴が確認された場合には、エボラ出血熱疑似症患者として最寄りの保健所などに届け出る。
・ 現在、自己の歯科医院で歯科治療中の患者が、感染地域に渡航し、発熱症状がある状況での治療の依頼においては、最寄りの保健所に連絡するように対応する。

※ 国内に感染者が確認されていないケースにおいてはこれで良いのかもしれないが、確認されている場合には二次感染の可能性を踏まえ、渡航歴が無くても注意する必要があると思われるが。


■ エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(通知)

健感発1024第1号
平成26年10月24日

厚生労働省健康局結核感染症課長

各都道府県等 衛生主管部(局)長 殿

エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(依頼)

 我が国の対策として、エボラ出血熱の国内侵入を防止するため、空港で日頃から実施中のサーモグラフィーによる体温測定に加え、各航空会社の協力も得つつ、アフリカの発生国(ギニア、リベリア、シエラレオネ、コンゴ民主共和国)からの入国者及び帰国者に対して、症状の有無に関わらず過去21日以内の滞在歴がある場合はその旨検疫所に自己申告するよう要請しています。さらに、米国での事例も踏まえ、ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去21日以内の滞在歴が確認された者には21日間健康状態について検疫所が把握することとし、発熱等の症状が現れた場合には直ちに検疫所が把握し、当該検疫所は必ず厚生労働省健康局結核感染症課に報告をするなど、対策の強化を図っています。
 一方、感染症指定医療機関以外の医療機関で西アフリカからの発熱症状を呈する帰国者がマラリアと診断された症例が最近報告されるなど、今後、エボラ出血熱を疑われる患者が感染症指定医療機関以外の医療機関に直接来院する可能性がないとは言い切れません。当局としては、このような事例に対しても対策を講じる必要があると考えています。ついては、発熱に加え、ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴が確認された者は、エボラ出血熱の疑似症患者として取り扱うこととしましたので、医療機関から保健所長を経由して都道府県知事へ届出がなされた場合には、直ちに厚生労働省健康局結核感染症課に報告してください。エボラ出血熱の疑似症患者の移送に当たっては、特定感染症指定医療機関又は第一種感染症指定医療機関と連携しつつ、移送に当たる職員等の感染予防に万全を期すよう、お願いします。
 
 また、下記の対応について、管内の医療機関に対して、協力いただけるよう周知方お願いします。
 

 
1 医療機関における基本的な対応
(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
  
(2)受診者について、発熱症状に加えて、ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事へ届出を行う。
 
(3)ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去1か月以内の滞在歴を有し、かつ、発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡するよう、要請する。
 
2 連絡先
保健所の連絡先(厚生労働省ホームページ 保健所管轄区域案内)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/

3 参考リンク
「エボラ出血熱について」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html

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