歯科用器材・材料・薬剤
歯科処方薬剤マニュアル 最終更新日 2017/06/21
抗菌薬の使用 先発薬 & 後発薬
歯科用麻酔剤歯科用浸麻針 歯科領域でよく使用される薬剤
義歯作製で使用する金属類  
薬剤の副作用などの発生事例 薬剤の相互作用
   

★ TFファイル
・ 根管治療用R相ロータリーニッケルチタンファイル
・ 特徴: 従来のニッケルチタンファイルが削りだし出あったのが、TFファイルはねじり加工。
・ 使用法: クラウンダウン又はシングルファイル法。上下運動は行わない。
・ 回転数: 500回転
・ その他: 繰り返し疲労比較では従来のニッケルチタンファイルに比べて2〜3倍優れている。ねじり加工のため、疲労による伸びが目視できて事前に破損に対する対応が可能である。
・ 商品構成: 長さ23mm、27mm

★ アラセナS
佐藤製薬が11月16日から、医療用医薬品で抗ヘルペスウイルス成分「ビダラビン」を配合した口唇ヘルペスの再発治療薬「アラセナS」を発売。
# 成分: ビダラビン30mg(1g中)
# 効能: 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る)
# 用法・用量: 1日1回〜4回、患部に適量を塗布する。
# 価格: 2g入り 1,418円。
# ビダラビンは、口唇ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウィルスの増殖を抑え、口唇ヘルペスの症状を軽減したり治癒の促進を行う。

■ アフタゾロンの販売名の変更
アフタゾロンを扱う、昭和薬品化工の発表によると、販売名を「歯科用(口腔内)アフタゾロン」から「アフタゾロン口腔用軟膏0.1%」(承認日2007年9月10日)に変更するとのこと。カルテの記載はどうなるんだろう?

■ 100630: キシロカインの副作用?事例
デンツプライによると、キシロカインの副作用事例として以下のようなものが有るそうです。※ただし全症例では無く、術後「痙攣」や「呼吸障害」といった重篤な事例を引き起こしたもののみ。
(1) 20才代女性 「倦怠感」「紅斑」「腫脹NOS」「痙攣NOS」「咽頭狭窄」。投与60分後、重篤、回復。
(2) 30才代男性 「痙攣」「意識消失」「浅い呼吸」「体温低下」。投与5分後、重篤、回復。
(3) 50才代男性 「気分不良」「痙攣」「意識低下」。投与20分後、中等度、回復。
(4) 40才代女性 「悪心」「四肢の痙攣」。投与3〜4分後、中等度、回復。
(5) 30才代女性 「痙攣」「顔面蒼白」「意識喪失」「瞳孔拡大」。投与10分後、重篤、回復。
(6) 30才代男性 「不快感」「呼吸困難」。発生時間不明(当日中)、中等度、回復。
(7) 年齢性別不明 「呼吸困難」「顔面浮腫」。発生時間不明、重篤、不明。
(8) 30才代男性 「血圧上昇」「完全房室ブロック」「心室性期外収縮」「呼吸停止」。投与15分後、重篤、不明。

★ クリアフィルトライエスボンドND
セルフエッチングプライマー+ボンディングの1液型
皮膜の厚さは5〜10μm
液材の使用可能時間は約7分
使用法: ボンドの塗布 → 20秒間保持 → エアーブロー → 光硬化 → 充填
価格(セット): ボンド(5.6mL)+混和皿他16,800円。約300回分。

★ クリアフィルSAルーティング
レジンセメント
プライマーによる前処理が不要
光重合(2〜5秒照射)+化学重合(2〜4分)
X線造影性有り
皮膜の厚さ:19μm
フッ素除放性
価格: 7,500円。約300回分。

■ 抗菌薬の使用

1 抗菌薬の分類
(1) β-ラクタム系: ペニシリン、セフェム系などで、細菌の細胞壁の合成阻害により殺菌作用がある。
(2) アミノ配糖体系: ストレプトマイシンなどで、神経障害や腎障害の副作用がありファーストチョイスにはしない。
(3) マクロライド系・リンコマイシン系: 
(4) ニューキノロン系: DNA合成阻害により殺菌作用がある。
(5) テトラサイクリン系: タンパク質合成阻害により殺菌作用がある。

2 抗菌薬の選択要因
(1) 抗菌力(薬剤感受性)
(2) 体内への吸収、臓器移行、排せつ
(3) 副作用
(4) 投薬法(経口、静脈内注射、筋肉注射)
(5) 病状の重症度
(6) 他の併用薬剤との相互作用
(7) 耐性菌に対する配慮
(8) 価格(コスト)
(9) 歯科適用の有無や対象疾患への適用の有無

■ 先発薬 & 後発薬 後発医薬品

同じ主成分の薬剤でも、「歯科適応があるか」?「歯痛の適応があるか」?など、詳細はことなりますので、同じ成分だからといって同じように処方できるわけではありませんので御注意下さい。

一般名 先発医薬品 後発医薬品
リドカイン キシロカイン オーラ注カートリッジ1mL(昭和薬化)
オーラ注カートリッジ1.8mL(昭和薬化)
     
アモキシシリン サワシリンカプセル250mg等(アステラス) アモピシリンカプセル250等(大洋)
アジスロマイシン水和物 ジスロマック錠(ファイザー)  −
セフテラム ピボキシル トミロン錠(富山化学) セトラート錠(沢井)
     
     
     
ロキソプロフェンナトリウム(喘息の患者への投与は禁忌) ロキソニン(第一三共) ロキソプロフェンナトリウム(皇漢堂)*ただし手術後並びに抜歯後の鎮痛・消炎。はあるが、歯痛の適用なし。→その後08/02の使用上の注意の改訂で「歯痛」が追加されているようです。
アセトアミノフェン   カロナール錠200等(昭和薬化)
ジクロフェナクナトリウム ボルタレン錠(ノバルティス) アデフロニック(大洋)*ただし手術後並びに抜歯後の鎮痛・消炎。はあるが、歯痛の適用なし。→081006に確認したところやはり、歯痛の適用が追加されているようです。
     
     
     
     
     
     
     

■ 歯科用麻酔剤

  キシロカイン オーラ スキャンドネスト
組成 2%リドカイン・0.0125%酒石酸水素エピネフリン 2%リドカイン・0.025%酒石酸水素エピネフリン 3%塩酸メピバカイン
効能・効果 歯科領域における浸潤麻酔又は伝達麻酔 歯科領域における浸潤麻酔又は伝達麻酔 歯科領域における浸潤麻酔又は伝達麻酔(血管収縮剤を含んでいないので作用時間は30分以内)
禁忌 アミド型の局麻剤に過敏症があるもの アミド型の局麻剤に過敏症があるもの アミド型の局麻剤に過敏症があるもの
原則禁忌 高血圧,動脈硬化,心不全,甲状腺機能亢進,糖尿病のある患者及び血管攣縮の既往のある患者[ これらの病状が悪化するおそれがある。] 高血圧,動脈硬化,心不全,甲状腺機能亢進,糖尿病のある患者及び血管攣縮の既往のある患者[ これらの病状が悪化するおそれがある。]  
慎重投与     高血圧、動脈硬化、心不全、甲状腺機能亢進、糖尿病のある患者
使用量 成人においては0.3〜1.8ml、口腔外科では3〜5ml(1.8mlを2〜3本) 成人においては0.3〜1.8ml、口腔外科では3〜5ml(1.8mlを2〜3本) 成人においては1.8ml
併用注意 三環系抗うつ薬、イミプラミン等、MAO阻害薬(血圧上昇を起こすことがある。)、抗精神病薬(過度の血圧低下を起こすことがある) 三環系抗うつ薬、イミプラミン等、MAO阻害薬(血圧上昇を起こすことがある。)、抗精神病薬(過度の血圧低下を起こすことがある) 抗不整脈薬塩酸アプリンジン・両剤の中枢神経系および心臓に対する
副作用が増強される可能性が報告されている
副作用 ショック、意識障害、振戦、痙攣等 ショック、意識障害、振戦、痙攣等 ショック、意識障害、振戦、痙攣等
その他 妊婦、小児に対する安全性は確立していない 妊婦、小児に対する安全性は確立していない 妊婦、小児に対する安全性は確立していない
浸麻の点数・平成19年4月 OA・2%キシロカインCt1.8ml 7点 OA・2%オーラ注1.8ml 5点
OA・2%オーラ注1.0ml 5点
OA・3%スキャンドネストCt1.8ml 9点
OA・2%キシロカインCt3.6ml 14点 OA・2%オーラ注3.6ml 12点
OA・2%オーラ注2.0ml 12点
 
  ■ 医薬品安全対策情報 2015.08 No.242
[用法・用量に関する使用上の注意] 
・ 一部改訂: 「本剤を60分間(最大120分間。ただし、0〜11ヶ月、又は1〜14歳で体重5kg以下の場合は最大60分間)ODT(薬剤を塗布した上にラップなどで密封する治療方法)により塗布後、本剤を除去し、直ちにレーザー照射又は注射針・静脈留置針穿刺を行う。」
・ 追記: 「小児等における本剤の塗布量は、体重、患部の大きさを考慮し、必要最小限にとどめること。また、塗布時間を遵守すること(「小児等への投与」、「臨床成績」の項参照)。」

[副作用]
・ 追記: 〈皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和〉〈注射針・静脈留置針穿刺時の疼痛緩和〉 略

[重大な副作用]
・ 一部改訂: 「メトヘモグロビン血症: メトヘモグロビン血症があらわれることがあるので、チアノーゼ等の症状が認められた場合には本剤の投与を直ちに中止し、メチレンブルーを投与する等、適切な処置を行うこと。

[小児等への投与]
・ 一部改訂: 低体重児に対する安全性は確立していない。(国内における使用経験がない。)」

[適用上の注意]
・ 追記: 「注射針・静脈留置針穿刺時」 略
 
■ リドカイン【医薬品安全対策情報:No256・2017/01】
[過量投与:新設] 局所麻酔剤の血中濃度の上昇に伴い、中毒が発現する。その症状は、主に中枢神経系及び心血管系の徴候、症状としてあらわれる。
# 徴候・症状
・ 中枢神経系の症状: 初期症状として、不安、興奮、多弁、口周囲の知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、振戦等があらわれる。症状が進行すると、意識喪失、全身痙攣があらわれ、これらの症状に伴い低酸素血症、高炭酸ガス血症が生じるおそれがある。より重篤な場合には呼吸停止をきたすこともある。
・ 心血管系の症状: 血圧低下、徐脈、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系の抑制、心室性頻脈及び心室細動等の心室性不整脈、循環虚脱、心停止等があらわれる。
# 処置
・ 過量投与時には以下の治療を行うことが望ましい。
(1) 中枢神経系及び心血管系の症状が起きたら直ちに本剤を剥離する。
(2) 呼吸を維持し、酸素を十分投与することが重要である。必要に応じて人工呼吸を行う。振戦や痙攣が著名であれば、ジアゼパム又は超短時間作用バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)を投与する。心機能抑制に対しては、カテコールアミン等の昇圧剤を投与する。心停止を来した場合には直ちに心マッサージを開始する。
[使用上の注意]の「使用部位の追記」
・ 「顔面には使用しないこと(顔面に貼付した場合、体幹及び四肢に貼付した場合と比較して血中濃度が高くなる可能性がある)。」 
 

■ 医薬品安全情報

■ リドカイン: ポルフィリン症の患者に投与した場合、急性腹症、四肢麻痺、意識障害等の急性症状を誘発するおそれがある。
禁忌・又は慎重投与: 「ブチロフェノン系・フェノチアジン系等の抗精神薬、α遮断薬を投与中の患者」「重症不整脈」「肺気腫の患者」「心疾患のある患者」 

■ 歯科用浸麻針

  外径 針の長さ 代表標準価格(100本)  

27G

       
30G 0.30mm 21mm 1800円  
31G 0.28mm 12mm 2500円  
33G 0.26mm 12mm 3000円  

■ 義歯作製で使用する金属類

* 以下は使用するものの代表例です

鋳造鉤 12%金銀パラジウム: 金12%、パラジウム20%、銀51%、銅14.5%
線鉤(ワイヤークラスプ) 歯科用コバルトクロム合金線: コバルト46%、クロム20%、ニッケル22%、モリブデン、タングステン、その他
屈曲バー 歯科用ステンレス鋼線(特殊18-8鋼線): クロム17%、ニッケル11%、鉄69%、その他3%
補強線 ステンレス鋼: ニッケル10〜14%、クロム16〜18%、鉄67〜70%

■ 歯科医療で主に使われる金属

# 12%金銀パラジウム: 主に永久歯の虫歯に詰めたりかぶせたりする時に使われ、成分などはJIS規格で定められています。以下に上げるものは、その中の代表的な製品の成分表です。 金:12%、パラジウム:20%、銀:51%、銅:14.5%、その他(イリジウム、亜鉛、インジウム)

インジウムによる健康被害: 2001年にはITO(酸化インジウムスズ)吸入に起因すると考えられる間質性肺炎の死亡例がある。また、InP(リン化インジウム)には発ガン性が確認され、インジウム化合物全体で肺障害の健康被害が見られている。またアレルギー症状が出る場合もある。歯科で使われる合金が健康被害のもとになるかは不明だが、こういった側面があるということも留意する必要がある。

■ 歯科領域でよく使用される薬剤

(1) ジスロマック錠250mg
# 主成分: アジスロマイシン水和物(マクロライド系抗菌剤)
# 効能: 抜歯後、手術後の感染予防。歯性感染症。
# 血中半減期: 62時間と長い
# 次の患者への投与には注意(副作用等)
@ 肝機能障害患者: 肝機能を悪化させることがあるので、投与量と投与間隔に注意し、慎重投与。
A 急性腎機能障害: 腎機能低下所見を認めた場合には服用を中止する。
B 偽膜性大腸炎: 腹痛や下痢などを生じる場合には服用を中止する。
# 併用禁止: 無し
# 併用注意(相互作用):
@ 制酸剤: 制酸剤との併用でジスロマックの血中濃度が低下する。
A ワルファリン: ワルファリンとの併用でワルファリンの作用が増強。
B シクロスポリン: シクロスポリンとの併用でシクロスポリンの血中濃度の上昇、半減期の延長。
C ジゴキサン: ジゴキサンとの併用でジゴキサンの濃度を上昇させる。

# 効能・効果の追加及び使用上の注意改訂 2011年8月(抜粋)
# 使用上の注意: ジスロマック錠250mg
・ 本剤で治療を開始し、4日目以降においても臨床症状が不変もしくは悪化の場合には、医師の判断で適切な他の薬剤に変更すること。
# 副作用: ジスロマック錠250mg
・ 血液(追加): プロトロンビン時間延長 0.1%未満
・ 血管障害(追加): 血栓性静脈炎 0.1〜1%未満
・ 肝臓(追加): 肝機能検査異常 0.1%未満
・ 腎臓(追加): 腎臓痛、排尿困難、尿潜血陽性、頻尿 頻度不明
・ 消化器(訂正): 下痢・軟便 → 下痢 1%以上
・ 消化器(追加): 腹部不快感 0.1〜1%未満 
・ 消化器(追加): おくび、胃炎、口内乾燥、唾液増加、膵炎、アフタ性口内炎、口腔内不快感、消化管障害、口唇炎 頻度不明
・ 精神・神経系(追加): 灼熱感、味覚異常、感覚鈍麻 0.1%未満
・ 精神・神経系(追加): 激越、神経過敏、不安、錯感覚、攻撃性 頻度不明
・ 感染症(追加): カンジダ症、膣炎 0.1%未満
・ 感染症(追加): 真菌感染、胃腸炎、咽頭炎、皮膚感染、肺炎、β溶血性連鎖球菌感染 頻度不明
・ 眼(追加): 眼瞼浮腫、霧視、ぶどう膜炎、眼痛、視力障害 頻度不明
・ 筋骨格系(追加): 頸部痛、背部痛、四肢痛、関節腫脹 頻度不明
・ 呼吸器(追加): 嗄声 0.1%未満
・ 呼吸器(追加): 鼻出血、アレルギー性鼻炎、くしゃみ、ラ音、気管障害、低音性連続性ラ音、鼻部障害、鼻閉、鼻漏、羊鳴性気管支音、痰貯留 頻度不明
・ 耳(追加): 耳痛、聴力低下、耳の障害 頻度不明
・ 生殖器(追加): 精巣痛、不正子宮出血 頻度不明
・ 代謝(追加): 脱水、血中重炭酸塩減少、低カリウム血症 頻度不明
・ その他(追加): 胸痛、無力症、不整脈、咽喉頭異物感、局所腫脹、粘膜異常感覚、疼痛、疲労
# ジスロマックSRの副作用報告

# 【使用上の注意】の追加 2013年11月
(4) 意識障害等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。

(5) ジスロマックSR 成人用ドライシロップ  ジスロマックSRのホームページ
2009年4月6日にファイザーから、ジスロマックSR 成人用ドライシロップ2gが発売されます。

抗生物質の服用に際しては、きちんと服用されず飲み残しによる弊害が懸念されます。1991年に発売されたジスロマックは1日1回2錠を3日連続して服用することによって充分な薬効を得られましたが、それでも症状が緩解したからという理由で、2日で服用を中止するケースなどが散見されました。こういったケースでは、薬効が低下し薬剤の耐性化が起こりやすいと言われています。そして、その時は良いとしても次回服用時に充分な薬効が得られず、症状が緩解しなくて困るという結果に繋がりかねません。このように適切な薬剤の服用は大事なのです。今回発売されたジスロマックSRは1回飲みきり型の経口抗菌薬で、飲み間違いや飲み残しがおきにくく、今までのジスロマック250mgと比較すると、最高血中濃度は2倍、AUC(薬物濃度−時間曲線下面積)は3倍と優れた特性を有しています。

# 適用病名: 歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎。
# 服用法: 成人にはアジスロマイシンとして、2g(力価)を用時水で懸濁し、空腹時に1 回経口投与する。
# ワルファリン、シクロスポリンおよびメシル酸ネルフィナビルの3剤については併用注意。併用禁止薬無し。
# 薬価: 2,103円
# 包装: ジスロマックRSR 成人用ドライシロップ2g 1 瓶。

# ジスロマックSR 成人用ドライシロップの服用方法
@ ボトルのラベル表示の指示の線まで水(約60ml)を入れる。
A ボトルの蓋を閉めて、数秒間振る。
B 薬が沈殿しないうちに、全量をすぐに服用する。
C 口の中の薬を洗い流すために、水を一口服用する。
※ この薬剤は飲みきりですので、必ず1回で全量を飲むこと。
※ 食後2時間以上の空腹時に服用し、服用後2時間は飲食は控える。
※ 味はバナナチェリー味。

※ 090822: ジスロマックSRの副作用報告
ジスロマックSR市販直後調査の中間報告より
・ 市販直後調査期間: 2009年4月6日〜2009年10月5日
・ 中間報告対象期間: 2009年4月6日〜2009年6月5日

# 中間報告対象期間中の報告副作用: 287例431件(胃腸障害:327件、皮膚及び皮下組織障害:29件、神経系障害:23件、全身障害および投与局所様態:20件、代謝及び栄養障碍:5件、耳及び迷路障害・筋骨格系および結合組織障害・臨床検査:各4件、眼障害・心臓障害・血管障害:各3件、感染症・寄生虫症:2件、血液およびリンパ系障害・精神障害・呼吸器・胸郭および縦隔障害・生殖系および乳房障害:各1件)
# 重篤な副作用: 9例13件(下痢:3件、意識変容状態・ショック・嘔吐:各2件、顆粒球減少症・失神・胃腸障害・全身性変容:各1件)
# 重篤でない副作用: 278例418件(下痢:179件、悪心:36件、嘔吐:31件、腹痛:30件、上腹部痛:24件)
# これらの副作用中、歯科(口腔)領域に症状があらわれたものがあるので記載します。
@ 舌変色: 非重篤2例(合計2例)
A 口の感覚麻痺: 非重篤1例(合計1例)
B 口唇炎: 非重篤1例(合計1例)
C 口唇腫脹: 非重篤1例(合計1例)
D 口内炎: 非重篤1例(合計1例)

(2) カロナール錠200アセトアミノフェン
* 薬効: 解熱、鎮痛(抗炎症作用はほとんどありません)
* 処方上の注意: アスピリン喘息(非ステロイド性消炎地位痛剤による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者には処方しない。
* 服用時の注意: 空腹時を避けて服用すること
* 副作用: 食欲不振、胃痛、発疹、喘息発作、過度の体温低下。まれに、ショック、じんま疹、めまい、全身の発赤、水ぶくれなどを生じる場合があります。
* 以下の薬を服用している方は御注意下さい
  ・ ワルファリン(血をサラサラにする薬)等: 併用でワルファリンの作用が増強される場合があります。
  ・ アルコール: 飲酒との併用で肝不全をおこす場合があります。
  ・ 利尿剤(チアジド系): 併用で利尿剤の効果が減弱する場合があります。
  ・ リチウム製剤: 併用でリチウムの血中濃度が上昇する場合があります。

■ 110430: 使用上の注意の改訂について
# アセトアミノフェン
@ 警告: 本剤中のアセトアミノフェンにより重篤な肝障害が発現するおそれがあるので注意すること。
本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により,アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから,これらの薬剤との併用を避けること。
A 慎重投与: アルコール多量常飲者
絶食・低栄養状態・摂食障害等によるグルタチオン欠乏,脱水症状のある患者
B アセトアミノフェン過量投与時の解毒(肝障害の軽減等)には,アセチルシステインの投与を考慮すること。
■ 110530: No279 医薬品・医療機器等安全情報
# 使用上の注意の改訂について
・ アセトアミノフェン
@ 警告: 本剤中のアセトアミノフェンにより重篤な肝障害が発現するおそれがあるので注意すること。
本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により,アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから,これらの薬剤との併用を避けること。
A 慎重投与: アルコール多量常飲者
絶食・低栄養状態・摂食障害等によるグルタチオン欠乏,脱水症状のある患者
B アセトアミノフェン過量投与時の解毒(肝障害の軽減等)には,アセチルシステインの投与を考慮すること。
■ 120412: DSU(医薬品安全対策情報)No208
# アセトアミノフェン
・ [副作用]の「重大な副作用」一部改訂: 「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症: 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
・ 追記: 「間質性肺炎:間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施すること。異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。」
「間質性腎炎、急性腎不全: 間質性腎炎、急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
・ [その他の注意]一部改訂: 「類似化合物(フェナセチン)の長期投与により、血色素異常を起こすことがある。」
■ 120521: DSU(医薬品安全対策情報) No209 2012.5
・ 妊娠後期の婦人への投与により、胎児に動脈管収縮をおこすことがある。

■ スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)
高熱を伴って全身や口腔、目などの粘膜に「発疹や水ぶくれ」が生じる。原因はは不明で、免疫力の過剰反応と考えられている。発生頻度は100万人あたり年間1〜6人で、「臓器障害などの合併症を起こして後遺症が残ったり、死に至る」こともある。

■ 120627: No291 医薬品・医療機器等安全情報
・ 妊娠後期の婦人への投与により胎児に動脈管収縮を起こすことがある。
■ 121000: 使用上の注意改訂のお知らせ(昭和薬品化工)
# 重大な副作用: 4)劇症肝炎(頻度不明),肝機能障害(頻度不明),黄疸(頻度不明):劇症肝炎,AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
・ 劇症肝炎の発現事例: 使用上の注意には三例報告されている。いずれも女性で10才未満1例、10才代1例、30才代1例。
■ 121100: カロナール錠200と300の包装変更
# 100錠個包装箱
・ 開封口サイズの変更: 10mm×16mm→15mm×25mm
・ 易廃棄用ミシン目 新規作成
# 1000錠個包装箱
・ サイズの変更
・ 封緘方法の変更 テープ→ボンド
・ 易廃棄用ミシン目 新規作成
・ 底辺部英文表記の追記
# 100錠×10箱入り大箱
・ 製造番号・使用期限窓枠サイズの変更
■ 121127: No296 医薬品・医療機器等安全情報
# (使用上の注意の改訂)
・ 劇症肝炎,肝機能障害,黄疸:劇症肝炎,AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
■ 141015: DSU(医薬品安全対策情報) No233 2014.10
トラマドール塩酸塩・アセトアミノフェン(合剤?)
・ [副作用]の「重大な副作用」の一部改訂: 「アナフィラキシー」の追加。「ショック、アナフィラキシー: ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、喘息、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められる場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
・ 「その他の副作用」の一部改訂: 「低血糖症」の追加。「代謝および栄養障害: 食欲不振、高脂血症、低血糖症」
■ 141125: No318: 医薬品・医療機器等安全情報
# 使用上の注意の改訂
・ アセトアミノフェン
[警告]: 本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから、これらの薬剤との併用を避けること。(「重要な基本的注意」及び「過量投与」の項参照)
[重要な基本的注意]: 本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから、特に総合感冒剤や解熱鎮痛剤等の配合剤を併用する場合は、アセトアミノフェンが含まれていないか確認し、含まれている場合は併用を避けること。また,アセトアミノフェンを含む他
の薬剤と併用しないよう患者に指導すること。(「警告」及び「過量投与」の項参照)
■ 150315: DSU(医薬品安全対策情報) No237 2015.3
[警告] 本剤により危篤な肝障害が発現するおそれがあることに注意し、1日総量1500mgを超す高用量で長期投与する場合には、定期的に肝機能等を確認するなど慎重に投与すること。
[重要な基本的注意] 危篤な肝障害が発現するおそれがあるので注意すること。1日総量1500mgを超す高用量で長期投与する場合には、定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。高用量でなくとも、長期投与する場合にあっては定期的に肝機能検査を行うことが望ましい。また、高用量で投与する場合などは特に患者の状態を十分に観察するとともに、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な措置を講ずること。
慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮すること。

(3) ロキソニン錠(ロキソプロフェンナトリウム)
* 薬効: 消炎、鎮痛
* 処方上の注意: アスピリン喘息(非ステロイド性消炎地位痛剤による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者には処方しない。
* 服用時の注意: 空腹時を避けて服用すること
* 副作用: 腹痛、悪心、食欲不振、浮腫、発疹、眠気。まれに、ショック、溶血性貧血、腎炎、うっ血性心不全などを生じる場合があります。
* 以下の薬を服用している方は御注意下さい
  ・ ワルファリン(血をサラサラにする薬)等: 併用でワルファリンの作用が増強される場合があります。
  ・ 利尿剤(チアジド系): 併用で利尿剤の効果が減弱する場合があります。
  ・ リチウム製剤: 併用でリチウムの血中濃度が上昇する場合があります。
  ・ ニューキノロン系の抗生物質: ニューキノロン系という抗生物質との併用で痙攣を誘発することがあります。
* 次のような方は服用しないでください
 消化性潰瘍のある方 ・ 重篤な血液異常がある方 ・ 重篤な肝障害がある方 ・ 重篤な腎障害がある方 ・ 重篤な心疾患のある方 ・ アスピリン喘息がある方
■ 使用上の注意の改訂 2013・06
・ 「重大な副作用」の項に「無顆粒球症」「横紋筋融解症」を追加。
・ 「相互作用(併用注意)」の項に「降圧剤」を追加。
# ACE阻害剤(アンジオテンシンU受容体拮抗剤等)
(1) その降圧作用を減弱するおそれがある。
(2) 腎機能を悪化させるおそれがある。
# 横紋筋融解症: 横紋筋融解症があらわれることがあるので、観察を充分に行い、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇などが認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。
【ACE阻害剤】
・ デラプリル: アデカット(武田薬品工業)
・ シラザプリル: インヒベース(中外製薬)
・ カプトプリル: カプトリル(第一三共)
・ ペリンドプリル: コバシル(協和発酵キリン)
・ イミダプリル: タナトリル(田辺三菱製薬)
・ ベナゼプリル: チバセン(ノバルティスファーマ)
・ ランドプリル: プレラン(中外製薬)・オドリック(日本新薬)
・ エナラプリル: レニベース(万有製薬)
・ リシノプリル: ロンゲス(塩野義製薬)・ゼストリル(アストラゼネカ)

★ 130827: ロキソニンの副作用
一般用の「ロキソプロフェンナトリウム」でも死亡事例が出たようですね。
しかし、医療用と一般用で、成分は似たようなものなのでしょうが、一般用の副作用情報が少ないのは何故?単に使用数の違いなのか、それとも一般用は届出が無いだけなのか?

1.解熱鎮痛薬 ロキソプロフェンナトリウムについて(一般用の販売名「ロキソニンS」(平成23年1月販売開始)等)

(1)医療用と一般用の用法・用量
医療用:鎮痛効能について、通常1日3回まで (1日量は180mg)
解熱効能について、1日2回まで(1日量は180mg)
一般用:通常1日2回まで (1日量は120mg。再度の症状が現れた場合には3回目(この場合、1日量は180mg)を服用)

(2)医療用の副作用発生状況(平成16年4月〜平成24年12月)
○ 1,354例の副作用報告(うち死亡例は62例)
○ 主な副作用症例:肝障害(87例)、急性腎不全(81例)、間質性肺炎(77例)、スティーブンスジョンソン症候群(74例)、胃潰瘍(22例)、喘息(19例)、血小板減少(15例)、横紋筋融解(12例) 等
○ 医療用の承認申請時に行われた臨床試験では、1,700例の内、副作用発現例は163例(発現率9.6%)。
○ 医療用の製造販売後調査(6年間)での副作用発現例は232例(発現率2.0%)。

(3)一般用の副作用発生状況(平成23年1月〜平成24年12月)
○ 8例の副作用報告(うち死亡例は1件)
○ 主な副作用症例:肝障害(2例)、横紋筋融解(1例)、急性腎不全(1例)、脳血管発作(1例)、喘息(1例) 等

http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=140438&name=2r98520000032rq4_1.pdf

(4) アズレイうがい液4%(アズレンスルホン酸ナトリウム)
ジェネリック薬品
薬価基準収載年月: 2005年7月
薬価: 54.7円(2008年4月1日現在)
一般名: アズレンスルホン酸ナトリウム(4%・10ml)含嗽剤
効能・効果: 咽頭炎、急性歯肉炎、口腔創傷、口内炎、舌炎、扁桃炎
副作用等:  口中の荒れ、口腔刺激感、咽頭刺激感
保管法: 遮光・室温保存

(6) サワシリンカプセル250
# 禁忌
(1) 本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。
(2) 伝染性単核症の患者[発疹の発現頻度を高めるおそれがある。]
# 【原則禁忌(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)】
本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある患者
# 効能・効果
歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
# 用法・用量
アモキシシリン水和物として、通常成人1回250mg(力価)を1日3〜4回経口投与する。
# 副作用
(1) ショック: ショック(0.1%未満)を起こすことがある。
(2) 皮膚障害: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群、0.1%未満)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群、0.1%未満)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明)があらわれることがある。
(3) 血液障害: 顆粒球減少(0.1%未満)があらわれることがある。
(4) 肝障害: 黄疸(0.1%未満)、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇(各0.1%未満)等があらわれることがある。
(5) 腎障害: 急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがある。
(6) 大腸炎: 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)があらわれることがある。
# 相互作用
(1) ワルファリンカリウム: ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。ただし、本剤に関する症例報告はない。
(2) 経口避妊薬: 経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。
# 高齢者への投与
高齢者には次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。
(1) 高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすい。
(2) 高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。
# 妊婦、産婦、授乳婦等への投与
(1) 妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。
(2) 乳婦: 授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせること。
■ 111227: No286 【アモキシシリンによる汎発型薬疹】
 急性咽頭炎のためアモキシシリンを処方され内服し,汎発型薬疹を発症した。本事例では,患者が過去にペニシリンによる皮疹を生じた既往があったにもかかわらず,アモキシシリンが処方されていた。
 添付文書の「原則禁忌」の項には,『本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者』との記載があります。
■ 130525: 医薬品安全対策情報(No219)2013年5月
# アモキシリン
「副作用」の「重大な副作用」の追記
・ 「間質性肺炎、好酸球姓肺炎: 間質性肺炎、好酸球姓肺炎があらわれることがあるので、咳嗽(がいそう)、呼吸困難、発熱などが認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球姓肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
※ 咳嗽: 咳のこと。
■ 150128: サワシリンの使用上の注意の改訂(2015年1月)
[相互作用(併用注意)] 「プロベネシド(痛風治療剤)」を追加。
・ プロベネシドとの併用により、サワシリンの血中濃度を増加させる。
[重大な副作用] 「ショック」、「アナフィラキシーショック」を「ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)」に記載整備。
[重大な副作用] 「紅皮症(剥脱性皮膚炎)」、「無菌性髄膜炎」を追記。
・ 「無菌性髄膜炎: 項部硬直、発熱、疼痛、悪心、嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置をすること。」

★ 顎関節症の疼痛に対する鎮痛薬 通知
※ 効能効果に記載されていないが審査情報提供検討委員会で「顎関節症に対する鎮痛剤として認められているもの。
# ジクロフェナクナトリウム【内服薬】: ボルタレン錠、他後発品あり
# ナプロキセン【内服薬】: ナイキサン錠
# ロキソプロフェンナトリウム水和物【内服薬】: ロキソニン錠、ロキソニン細粒、他後発品あり

★ テトラサイクリン・プレステロン 歯科用軟膏
・ 日本歯科薬品
・ テトラサイクリン(抗生剤)+プレステロン(抗炎症剤)
・ 適応症: 歯周組織炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性口内炎
・ パッケージ: チューブ(5g、外用薬として投薬用)、カートリッジ(院内使用用)
・ レセプト記載上の略称: TCPS/パスタ
・ 保存法: 冷所(1〜15度)・遮光
・ 平成22年4月1日現在: 薬価(226.80円)、外用薬としての投与(5g、113点)

★ ニシカ キャナルシーラー
・ Grossmanの処方をベースとしたユージノール系のペーストタイプの根管充填シーラー。
・ 1根管、約150回分
・ 硬化時間: 約10分と、約30分の二種類。

★ ファイバーポスト

■ ペリオドンの使用
根管治療でペリオドンを使用すると、含まれているパラフォルムにより象牙質が硬化し湾曲根管の治療が難しくなったり、根尖への到達が困難となる。根管洗浄を行いながら根管拡大を行わないと、根管の閉塞がおきやすい。

★ ミニダム

■ 薬剤の相互作用

★ 鎮痛剤誘発喘息
喘息の種類
@ 小児喘息(アトピー性喘息)
A 感染型喘息(非アトピー性喘息)
B 鎮痛剤誘発喘息
アスピリン喘息が代表例だが歯科で使用している多くの鎮痛剤(ロキソニン、ボルタレンなど)で誘発する。カロナールは従来安全と言われていたが現在は禁忌。なお、パラベンなどの防腐剤も誘因となるので浸麻の使用の際も注意。

★ 抗血栓薬
@ 抗血小板薬: バイアスピリン等(血小板凝集の阻害)
A 抗凝固薬: ワルファリン等(血液凝固の阻害)
PT-INRはワルファリンの効果の指標で、70才未満では2〜3、70才以上では1.6〜2.6程度が治療域。

★ ニューキノロン系抗菌薬(タリビット、クラビット等)とロキソニン、ボルタレンの併用禁止。重篤なけいれんが生じる可能性がある。

★ 相互作用
(1) 抗うつ剤を中心とした精神神経薬の服用患者にアドレナリン含有の浸麻を使用すると血圧上昇や低下をきたすことがある。

(2) 非ステロイド系抗炎症薬との併用
# 抗凝固薬ワルファリン等): 抗凝固作用の増強
# 抗血小板薬(バイアスピリン等): 抗血小板作用減弱
# 副腎皮質ホルモン(プレドニン): 消化性潰瘍増加
# 利尿薬(ラシックス): 利尿作用減弱
# 降圧剤(レニベース): 降圧作用減弱
# ニューキノロン系抗菌薬: 痙攣

★ 薬剤の副作用などの発生事例

# 090522: ジスロマックSR: ジスロマックを過去に4〜5回服用履歴がある患者。そのうち一度は下痢の副作用発生経験有り。今回ジスロマックSRを食間にラックビーRと服用したが、服用2時間後に軽度の腹痛。下痢症状は無し。ジスロマックの副作用かは不明。

 

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