有病者の歯科治療に対して一般医はどのように対処しているか?
Top 最終更新日 2017/06/21

★ 有病者の歯科治療に対して一般医はどのように対処しているか?

各種疾患を有する患者(Compromised host)の歯科治療に関する意識調査−医師に対するアンケート調査− 第8回日本有病者歯科医療学会総会 信州大学医学部歯科口腔外科

# 調査対象: 長野県内の24医療機関の内科・外科医87名の回答

上記発表の抄録によると

(1) 歯科治療後に体調不良、持病の悪化などをきたした患者の診療経験: 29.9%
(2) ワーファリン服用患者の抜歯において薬の中断が望ましいと考える医師: 67.8%
(3) 抗血小板薬服用患者の抜歯において薬の中断が望ましいと考える医師: 67.8%
(4) 心疾患患者の抜歯時の入院管理でNYHAの分類によっては入院が必要と考える医師: 62.1%
(5) 心筋梗塞後の抜歯の時期: 発症後6ヶ月以降(44.8%)、3ヶ月以降(31.3%)
(6) 高血圧症患者の歯科治療時の血圧値の目安: 64.4%の医師が160/95mmHgを目安とする。
(7) 高血圧症患者でのエピネフリン添加局麻薬の使用: 65.5%の医師が、0.00125%エピネフリン含有局麻薬4mlまで使用可能と解答。
(8)  糖尿病患者の血糖値の目安: 54.0%の医師がHbA1cが6以上でも抜歯可能、36.8%の医師がbA1cが6未満が抜歯の目安と回答。
(9) 消化管潰瘍薬内服中の患者に対するNSAIDsの投与: 81.6%の医師が頓用で投与可能と回答。
(10) 観血処置時の骨髄機能について: 63.2%の医師が、好中球1000/μl以上を目安に抜歯が可能と解答。

統計表示