肺疾患
Top 最終更新日 2017/06/21

★ 肺炎患者の歯科治療

・ 高齢者の誤嚥性肺炎に注意。
* 誤嚥の原因: 咳反射と嚥下反射能力が低下するのが原因。
咳反射 → 気管にはいった異物を咳をすることによって体外に排泄する防御反射。
嚥下反射 → 軟口蓋部、舌根部、咽頭後壁部などへの刺激により、呼吸を停止し、唾液や食べ物を咽頭から食道に送り込む反射運動。
脳梗塞患者は、神経伝達物質のドーパミンの放出が阻害され、神経ペプチドのサブスタンスPの生産が低下して咳反射と嚥下反射が阻害され、誤嚥性肺炎が起こりやすい。
強力な睡眠薬はドーパミンを抑制し、結果誤嚥をおこしやすい。
唾液分泌の低下も誤嚥に影響する。
総義歯患者では、義歯を装着しないと唾液の分泌が低下するのでなるべく装着するようにする。

★ 肺癌患者の歯科治療

喫煙者の肺癌発症リスクは非喫煙者の10〜20倍。受動喫煙でもリスクは20%上昇する。
肺癌患者は抗ガン剤により全身的免疫力の低下などに注意。

★ 歯科における誤嚥性肺炎の予防

・ 誤嚥性肺炎のリスクは要介護者など、身体機能が衰えた人におこりやすい。
・ 誤嚥性肺炎の予防には口腔ケアが有効である。
・ 口腔清掃だけではなく、ゼラチンゼリーを併用すると肺炎や発熱を起こしにくくなる。

# 摂食機能障害
・ 「むせやすい」「口が渇く」「物がかみずらい」というのは予備軍。

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