気管支喘息
Top 最終更新日 2017/06/21

★ 気管支喘息患者の歯科治療

# 原因要素
@ アレルギー: T型反応が主。
A 自律神経: 気管支の平滑筋は自立神経によって支配されており、副交感神経を刺激すると気管支は収縮し、交感神経を刺激すると気管支は拡張する。
B 物理的刺激: 温度、レジンモノマー、ユージノール等に注意。
C ストレスや運動負荷や薬剤(アスピリン喘息等)

# 歯科治療時の注意
@ 鎮痛剤の選択やテオフィリンとマクロライド系の併用に注意。
A アドレナリン: アドレナリンは気管支の平滑筋を弛緩させるので問題ない。しかし、気管支拡張作用のあるプロカテール(メプチン)などはアドレナリンとの併用禁止なので注意。
B ステロイドを内服中の患者は易感染性なので病院歯科へ。

★ 歯科治療時の注意

# 麻酔: 麻酔薬中のエピレナミンは気管支拡張吸入剤使用患者への使用は禁忌。併用により、不整脈、心停止の可能性がある。

# 鎮痛剤: バファリンなどのサリチル酸誘導体の薬剤はアスピリン喘息を誘発。アスピリン喘息患者にはロキソニンは禁止。

# 抗菌剤: 喘息の治療薬テオドールとマクロライド系抗菌薬の併用はテオドールの血中濃度を上昇させるので注意。抗菌薬はペニシリンかセフェム系を選択。

# 歯科治療時の注意事項
・ 病状によっては、携帯用の吸入器を持参させ、発作がおきた場合には使用できるように準備する。
・ 発作に予防に、表面麻酔や精神鎮静法は有効だが、笑気の使用はガスが発作のきっかけとなることがあるので要注意。
・ 解熱鎮痛消炎剤はできるだけ使用しない。必要なら「ペントイル」「ソランタール」などを使用する。ペントイルが良いらしい。
・ 浸麻剤中の防腐剤のパラベンによる発作の可能性があるので、無添加のオーラ注などを使用する。
※ ペントイルは歯科適応あるのかな?手術後並びに外傷後の消炎・鎮痛。歯痛はないな。

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