サワシリン
Top 最終更新日 2017/11/17

■ サワシリンカプセル250

# 禁忌
(1) 本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。
(2) 伝染性単核症の患者[発疹の発現頻度を高めるおそれがある。]
# 【原則禁忌(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)】
本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある患者
# 効能・効果
歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
# 用法・用量
アモキシシリン水和物として、通常成人1回250mg(力価)を1日3〜4回経口投与する。
# 副作用
(1) ショック: ショック(0.1%未満)を起こすことがある。
(2) 皮膚障害: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群、0.1%未満)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群、0.1%未満)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明)があらわれることがある。
(3) 血液障害: 顆粒球減少(0.1%未満)があらわれることがある。
(4) 肝障害: 黄疸(0.1%未満)、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇(各0.1%未満)等があらわれることがある。
(5) 腎障害: 急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがある。
(6) 大腸炎: 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)があらわれることがある。
# 相互作用
(1) ワルファリンカリウム: ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。ただし、本剤に関する症例報告はない。
(2) 経口避妊薬: 経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。
# 高齢者への投与
高齢者には次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。
(1) 高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすい。
(2) 高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。
# 妊婦、産婦、授乳婦等への投与
(1) 妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。
(2) 乳婦: 授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせること。

■ 111227: No286 【アモキシシリンによる汎発型薬疹】
 急性咽頭炎のためアモキシシリンを処方され内服し,汎発型薬疹を発症した。本事例では,患者が過去にペニシリンによる皮疹を生じた既往があったにもかかわらず,アモキシシリンが処方されていた。
 添付文書の「原則禁忌」の項には,『本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者』との記載があります。

■ 130525: 医薬品安全対策情報(No219)2013年5月
# アモキシリン
「副作用」の「重大な副作用」の追記
・ 「間質性肺炎、好酸球姓肺炎: 間質性肺炎、好酸球姓肺炎があらわれることがあるので、咳嗽(がいそう)、呼吸困難、発熱などが認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球姓肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
※ 咳嗽: 咳のこと。

■ 150128: サワシリンの使用上の注意の改訂(2015年1月)
[相互作用(併用注意)] 「プロベネシド(痛風治療剤)」を追加。
・ プロベネシドとの併用により、サワシリンの血中濃度を増加させる。
[重大な副作用] 「ショック」、「アナフィラキシーショック」を「ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)」に記載整備。
[重大な副作用] 「紅皮症(剥脱性皮膚炎)」、「無菌性髄膜炎」を追記。
・ 「無菌性髄膜炎: 項部硬直、発熱、疼痛、悪心、嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置をすること。」

■ 171113: 医薬品安全対策情報 No.264 2017.11
# アモキシリン水和物(サワシリンカプセル)
[副作用]の[重大な副作用]の一部改訂:  
・ 改訂前: 血液障害: 顆粒球減少(0.1%未満)があらわれることがあるので・・・・・。
・ 改訂後: 顆粒球減少、血小板減少: 顆粒球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明)があらわれることがあるので・・・・・。

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